【GR2のRAW現像】Digital Camera Utility5のホワイトバランスの変更方法を紹介します。
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撮影した写真を家で見ていて「別のホワイトバランスの方が良かったかも・・・」と後悔してしまった経験がある方には、耳よりの情報かもしれません。
GR2をRAW形式で撮影すれば、撮影した後にホワイトバランスを変更出来てしまいます。
今回は、リコーのコンパクトデジカメGR2のRAW現像ソフト「Digital Camera Utility5」でホワイトバランスを変更する方法を紹介します。
ホワイトバランスの効果
様々なシーンで白を白く表示するために使う「ホワイトバランス」ですが、あえて設定を変更すると写真の印象を変えることができます。
ホワイトバランスについてはこちらの記事でも紹介しています。
RAW形式で保存するメリット
写真の印象を変えられるホワイトバランスですが、毎回変更するのは大変です。
そんな時に効果的なのが、保存方法をRAW形式こと。
RAW形式で写真を保存しておけば、家に帰った後に、写真のホワイトバランスを変更出来てしまいます。
なので、「どのホワイトバランスで撮影しようか・・」と迷った時は、RAW形式で保存するのも一つの手かもしれません。
ホワイトバランスの変更方法
RAW現像ソフト「Digital Camera Utility5」を使った方法を紹介します。
「Digital Camera Utility5」はGR2にもついてきたソフトなので、無料で使うことができます。
ファイルを開く方法はこちらの記事で紹介しています。
ファイルが開き終わったら、編集を行います。
編集画面の右側にある画面がこちら
見てすぐに分かるように、赤くマルを付けた部分「ホワイトバランス」がありますので、クリックします。
ホワイトバランスの編集画面はこちら
編集前は「撮影時の設定」になっていると思います。
ホワイトバランスを変更するには、「強制設定」を選択して、右側のプルダウンから変更したいホワイトバランスを選ぶだけです。
様々なホワイトバランスを見ていると、ホワイトバランスの違いが写真に与える影響を知ることも出来ます。
ホワイトバランスの種類
ホワイトバランスの種類はGR2とほぼ同じだと思います。
AWB 太陽光 日陰 曇天 昼光色蛍光灯 昼白色蛍光灯 白色蛍光灯 電球色蛍光灯 白熱灯 フラッシュ CTE
ホワイトバランス作例
ホワイトバランスごとの違いを簡単に紹介します。
AWB
全く変化がありません・・。
というのは、もともとAWBで撮影したからです。
太陽光
こちらのあまり変化がありません。
AWBで撮影したときの設定が、太陽光に近かったのかもしれません。
太陽光の設定以外で撮影した場合は変化があるかもしれません。
曇天
先ほどの写真とだいぶ雰囲気が変わりました。
もともとの写真があまり良くないせいか・・・曇りが強調されてしまっています。
曇天は、日中に写真を撮る時に使うと、夕焼けのような温かみのある印象に仕上げられるので、使い分けると良いです。
昼光色蛍光灯
若干印象が変わったような・・・気がします。
昼白色蛍光灯
少し青白くなってすっきりしたような印象です。
白色蛍光灯
青みが強くなりました。
曇っている時に使うと、写真がきれいになりそうです。
電球色蛍光灯
白色蛍光灯よりも青みが強くなりました。
白熱灯
こちらも青みが強いですが、他のホワイトバランスとも違います。
フラッシュ
CTE
シーンごとにホワイトバランスを変えると、写真の表現の幅も広がります。
エフェクトとの組み合わせ
ホワイトバランスの紹介をしましたが、「そこまで変わらない・・」ように感じる方もいるかもしれません。
そんな時は、「ホワイトバランス」と「エフェクト」の組み合わせがオススメです。
「ホワイトバランス」と「エフェクト」を組み合わせると、今までとはかなり違った写真に仕上げることができます。
「Digital Camera Utility5」のエフェクト変更方法はこちらの記事で紹介しています。
RAW現像が楽しくなったら
RAW現像をしていると、撮影とは違った楽しさに気が付きます。
様々な機能を駆使して調節していくと、芸術的な写真を作ることも出来るようになります。
「もっとやってみたい!」と思った方は、PhotoshopやLightroomで編集してみるのもいいかもしれません。
「Digital Camera Utility5」よりも簡単に、写真の編集ができてしまいます。
かなり高い印象のPhotshopやLightroomですが、実は月額980円で使用できてしまいます。
GR2のRAW形式も編集ができるので、楽しむことが出来ると思います。
こちらの記事では、Lightroomを使用したRAW現像について紹介しています。
イマイチな写真が良い写真に変化するので、魅力に感じてもらえると思います。
あとがき
今回は、「Digital Camera Utility5」でホワイトバランスを変更する方法を紹介しました。
そのまま撮ってもきれいな写真が撮れるGR2ですが、RAW現像をすると今までとは違った写真を作ることができます。
高いイメージのGR2もお手頃になってきました。
さらに、中古も出回っているので、「もっと安くなれば買うのに・・」と思っていた方にはチャンスかもしれません。
GR2のRAW現像に興味がある方は試してみてはいかがでしょうか。