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証明写真を30円で作る方法。リコーGR2を使えば簡単

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証明写真といえば、検定試験、就職活動の履歴書、パスポートの申請など・・・使う機会が意外とよくあるものです。

証明写真を作る方法も用途に応じて、写真屋さん、スピード写真などさまざまな方法があります。

 

証明写真を作るうえで重要なポイントといえば、品質・完成までの期間など証明写真を使う場所によってさまざまです。

 

ただ、証明写真を作るうえで考えることのひとつは「値段」。

できるだけきれに写った写真を作りたい、けれども、費用はできるだけ抑えておきたい…ということだと思います。

 

実際のところ、写真屋さんにお願いすると、安くても1,500円以上はするし、スピード写真を使っても800円ほどかかってしまいます。

1回ならまだしもたくさん使用する場合には、費用がかなり掛かってしまいます。

 

証明写真の値段は場所によって異なりますが、大まかなイメージでは以下のようだと思います。

撮影方法 品質 費用 時間
写真屋さん きれい 1,500円~ かかる
スピード写真 それなり 800円くらい かからない
GRⅡ 腕次第できれいに 30円 あまりかからない

写真屋さん、スピード写真の費用は目安です

 

 

 

そこで、今回は自宅で証明写真を作ってしまう方法を紹介したいと思います。

 

使うカメラは、スナップシューターと呼ばれるGRⅡ。

このカメラ、いつもは旅行の写真を撮るのに使っています。

ですが、きれいに写真をとれるので、証明写真の写真も作れてしまうことに気が付きました。

 

今回は、GRⅡで証明写真を作った時の方法を紹介したいと思います。

 

 

 

GRⅡとは

 GRⅡは、リコーイメージング株式会社より発売されているコンパクトデジカメです。

 

とてもコンパクトなのに高画質ということもあって、旅行に行くときはいつも持って行っています。

 

リコーGRⅡについては、こちらの記事で紹介しています。

 

keatn.hatenablog.jp

 

証明写真を使う機会は多い

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証明写真を使う機会について考えてみたところ、様々なところで使われていることに気が付きました。ざっと思いついたものでも、検定試験・履歴書・パスポートなどがありました。

 

検定試験(英検)

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検定試験で有名なのが英検だと思います。

英検の公式ページを見てみると、1級から3級までを受験する場合は、証明写真が必要だそうです。

  • サイズ:縦3cm×横2.4cm
  • 最近6カ月以内に撮影したもの

 1級から3級までの受験者は、必ず写真(縦3cm×横2.4cm、最近6ヵ月以内撮影、上半身無帽、正面、モノクロ・カラーどちらも可)を試験一週間前までに郵送される「一次受験票」に貼付してください。試験当日に会場で身分証明書で本人確認後、協会印を押印いたします。なお4級と5級は写真が不要です。 (公益財団法人 日本英語検定協会ホームページより

 

履歴書

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履歴書は、アルバイト・就職活動・転職活動など使う機会が多いです。

履歴書の証明写真は、提出先によってサイズや提出期限にバラつきがありますが、おおよそ以下のケースになるそうです。

  • サイズ:縦3.6~4cm × 横2.4~3cm
  • 有効期限:3~6カ月

 

履歴書を提出する際には証明写真が必要です。履歴書によって推奨サイズが記載されており、一般的に「縦36~40mm、横24~30mm」とされています。もし、履歴書にサイズが指定されていないようであれば、「縦40mm、横30mm」の証明写真をご用意ください。  (リクナビNEXT 転職Q&Aより)

 

 

 

パスポート

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海外旅行に行くときに使うパスポートも申請の際は証明写真が必要になります。

外務省のページを見てみると以下のようにサイズが記載されています。(サイズは余白や顔の大きさなど細かい指定がありますので注意が必要です。

  • サイズ:縦4.5cm × 横3.5cm
  • 提出の日前6カ月以内に撮影されたもの

 

申請者本人のみを撮影したもの

6カ月以内に撮影したもの

正面、無帽、無背景

縦45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)

   (外務省パスポート申請用写真の規格のページより一部引用)

 

 

証明写真の問題

サイズ

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検定、履歴書、パスポートと証明写真を必要とする書類はたくさんありますが、気になるのがサイズです。

書類ごとに必要な証明写真のサイズが異なると、「ちょうど少し前に撮った証明写真があるから使おう!」と思ったもののサイズが違っていて使えず…なんてこともあります。

 

有効期限

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サイズの他に問題になるのが、証明写真の有効期限です。

証明写真の有効期限は提出先によって様々ですが、おおよそ3~6カ月ほど。

 

有効期限のせいで、少し前に撮った証明写真を使いたくても使えなかったり、

写真屋さんで撮った写真データを長期間使い続けられないのは残念です。

 

 

格安証明写真を自分で作ってしまおう

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そこで使うのがデジカメです。

最近では、高性能でリーズナブルなデジカメが出ています。

やることは、デジカメで撮った写真を証明写真サイズに加工して、写真プリントをしてしまうというものです。

 

 

証明写真の撮影方法

他に撮影をしてくれる人がいる場合(複数で撮影できる場合)

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準備するもの
  • デジカメ
  • 三脚(手振れが心配な場合のみ)
  • 証明写真の背景となるもの

   白い紙や白い布(壁紙が白ければそのまま使用)

 

撮影手順

【手順1】

  • 背景をセットします。(白い紙や布、白い壁紙など)

【手順2】

  • 照明をセットします。

(室内で撮影する場合は、蛍光灯で十分明るく撮影できます。それでも暗いようでしたら他に照明を使うといいかもしれません。)

ただ、日中で明るい時の方が楽で、特に証明を気にしないで撮影ができました。

【手順3】

  • 被写体となる人は、【手順1】でセットした背景の前に立ちます。

(背景に影が映ってしまう場合には、少し壁から離れると影が映らなくなります。)

  • ホワイトバランスの調整や露出の補正をして写真の色を調節します。
  • 調整ができたら写真を撮るだけです。

 

 

 ひとりで撮影する場合

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他に撮影してくれる人がいる場合には問題がないのですが、ひとりで撮影するとなると困るのが、ピンと合わせです。

カメラをセルフタイマー設定にする場合でも、被写体(自分)がカメラから離れてしまい、オートフォーカスで壁にピントが合ってしまいます。

マニュアルフォーカスにした場合も試行錯誤が必要になって、時間と手間が余計にかかってしまいます。

 

このピント問題を解決するのが、GRⅡを遠隔操作するアプリの使用です。

Androidではアプリが見つかりましたが、iPhoneでは確認ができていません。)

このアプリを使うと、スマートフォンの画面からGRⅡを操作できてしまいます。

 

準備するもの
  • カメラ(GRⅡ)
  • 三脚(ない場合は椅子やテーブルにGRⅡを置いて高さを調節する)
  • 証明写真の背景となるもの

   白い紙や白い布(壁紙が白ければそのまま使用)

  • GR遠隔操作アプリ(A01GR2)
A01GR2

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撮影手順

撮影を始める前にスマートフォンの設定をします。

先ほど紹介したアプリをインストールします。

 

次に、GRⅡのセットアップ画面で「Wi-Fi」をONにします。

スマートフォンWi-FiをONにしてGRⅡと接続します。

(GRⅡのWi-Fiパスワードが分からない場合は、「Wi-Fi情報」より確認ができます。)

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ここまでの設定ができましたら完了です。

スマートフォンアプリとGRⅡは【手順5】で使用します。

 

【手順1】

  • 背景をセットします。(白い紙や布、白い壁紙など)

【手順2】

  • 照明をセットします。

(室内で撮影する場合は、蛍光灯で十分明るく撮影できます。それでも暗いようでしたら他に照明を使うといいかもしれません。)

ただ、日中で明るい時の方が楽で、特に証明を気にしないで撮影ができました。

【手順3】

GRⅡ(カメラ)をセットします。三脚にセットすると安定します。

(三脚がない場合は、椅子やテーブルなどの上に置いて高さを調整します。)

 

【手順4】

被写体となる人は、【手順1】でセットした背景の前に立ちます。

(背景に影が映ってしまう場合には、少し壁から離れると影が映らなくなります。)

 

【手順5】

先ほどインストールしたアプリ(A01GR2)を起動します。

 

アプリの画面は以下のようになります。

黄色いふせん】のところには、GRⅡのカメラ画面が表示されます。

 

緑のふせん】のところは、GRⅡの設定が表示されます。スマートフォンの画面から設定の変更もできます。

オレンジのふせん】のところは、

シャッタボタンです。このボタンをタップすると、スマートフォンからGRⅡのシャッターを遠隔操作できます。

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【手順6】

アプリの【黄色いふせん】に移ったカメラ画面をタップして、オートフォーカスでピントを合わせます。

ピントが合ったら【オレンジのふせん】のシャッターボタンをタップして撮影します。

 


 写真撮影ができたら写真のサイズ変更(トリミングをする)

写真のトリミングは、次の手順の

 撮影した写真のトリミングは、様々なソフトがあるので、使い慣れたソフトを使うといいと思います。

ですが、今回は普段使っているPCのフリーソフトを紹介します。

ソフトの名前は「VIX」です。

画像のトリミングをする際に、縦横の比を指定することができます。

縦横の比を指定すると、要求に応じて写真データを作れるので便利です。

 

ここからは、パソコンでの操作方法です。

「VIX」を起動します。

撮影した写真データを開きます。

写真データを開いた後、画像のトリミングをします。

トリミングの手順は・・・

「編集」、「トリミング」をクリック

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トリミング画面で「縦横比を固定」にチェックを入れます。

縦横比の比率に数字を入力します。

数字は証明写真サイズを入力します。

 

入力後、証明写真で使いたい範囲をマウスで選択します。

範囲の選択ができたら「実行」をクリックすると、選択範囲のみを切り取った画像ができます。

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証明写真の画像が出来たら証明写真データの作成をする。

トリミングができた後のデータを証明写真用サイズに編集する必要があります。

 

サイズを編集するときに使っているものが、このサイトです。

このサイトで画像を編集するとL判サイズに証明写真を収めてくれるので、写真プリントをするだけで、証明写真ができてしまします。

手順は以下の通りです。

 

手順

  • 「作成」ボタンをクリックします。
  • 写真の選択画面で「参照」ボタンをクリックして、トリミングした写真データを選択します。
  • 必要なサイズを選択します。(サイズは、「履歴書」「パスポート」「カスタムサイズ」の中から選択できます。)
  • 写真の領域を選択して「領域を決定する」をクリックします。
  • 「ダウンロード」をクリックして、新しいウインドウで開かれた画像ファイルを保存します。
  • 最後に「ファイルを削除して終了」をクリックすれば完了です。

 

 

 作った証明写真データを写真プリントする

ここまで出来たら後は写真プリントするだけです。

写真プリントは、家庭用のプリンターで印刷ができます。ですが、プリンターを持っていない方やプリンターが古く、きれいに印刷できないという方もいらっしゃるかもしれません。

 

その場合は、セブンイレブンのプリンターがオススメです。

セブンイレブンのプリンターを使って写真プリントをすると、「写真用紙と印刷代」が込みで・・・30円です。

 

もしかしたら自宅で写真プリントするより安いかもしれません。

 

準備するものは

  • SDカード(L判サイズに編集した証明写真データを入れたもの)
  •  プリント代(30円)

 これだけです。

 

 

操作方法

セブンイレブンのページに載っていますが、コピー機の操作を簡単に紹介すると

  •  「写真プリント」を選択します。
  • メディア(SDカード)を入れます。
  • 「写真プリント」を選択します。
  • 写真を選択します。
  • 支払い方法を選択します。(現金かnanacoのどちらか選択ができます。)
  • しばらくすると写真ができます。

セブンイレブンのページの操作画面を参考にすると、画像付きなので分かりやすかもしれません。

 

あとがき

今回は、GRⅡで証明写真を作る方法を紹介しました。

たくさん使う機会のある証明写真ですが、作成の費用が抑えられると大変お得になります。

しかも、使い慣れたカメラで撮影ができるので、写真の腕次第では、きれいな写真をつくることもできます。

証明写真が上手にできると達成感を感じることができます。

 

それでも、就職活動などしっかりした写真を作りたい場合などは、写真屋さんにお願いする方がいいこともあります。

 

写真屋さん、スピード写真、自作証明写真は、それぞれメリットがあるので、用途に応じて使い分けていくと、良いと思います。