投稿日:2020年2月3日 更新日:2020年5月9日
最強のスナップシューターGRⅡ。
旅行でよく使う機能といえば、マクロ撮影です。
旅行では、風景を撮っている時に、道端の花、建物の模様、料理の写真など・・・近寄って撮影をしてみたくなる事があります。
特に旅行で出かけると、普段見ることできないものがたくさんあるので、被写体に近寄って撮影する楽しみがたくさんあります。
そんなとき、GRⅡはボタン一つでマクロモードの切り替えができてしまいます。
マクロレンズに付け替えるという手間もかからない点は、身軽な旅行をする上とても便利。
今回は、そのマクロ撮影の方法について紹介したいと思います。
GRⅡって何?という方は、こちらの記事をご覧ください。
マクロ撮影とは
マクロ撮影は、被写体に近づいて撮影する方法です。
GRⅡのマクロ撮影距離
GRⅡのマニュアルによると、レンズ先端から最短で約10cmまで近づいて撮影できるようです。
花など、被写体から10cmまで近寄って撮影ができると、アップの写真を撮れます。
マクロ撮影モードの設定方法
マクロ撮影モードにするには、「チューリップ」の絵のボタンを押すだけです。
レンズを替える必要もないので、とてもお手軽です。
マクロ撮影モードにすると、手前の被写体にピントを合わせることができます。
(左の写真)マクロ未設定
(右の写真)マクロモード
どのように撮影するか(撮影方法)
撮影方法は簡単。
たった2ステップだけです。
手前にピントを合わせる
まず、マクロで撮影したい被写体にピントを合わせます。
(シャッターボタンを半押しすれば、オートフォーカスでピントが合います。)
カメラの向きをずらす
次に、手前にピントが合った状態でカメラの向きをずらします。
奥の背景が入るようにすると、背景がボケることで、手前の被写体を目立たせることができます。
マクロ撮影で有効な組み合わせ
マクロ × 絞り優先モードを組み合わせる
マクロ撮影を使うだけでも被写体に近づいたきれいな写真を撮ることができます。
ですが、これにもう一工夫することでさらにいい写真が撮れるようになります。
それは、マクロ撮影と絞り優先モードの組み合わせ。
絞り優先モードは、モードダイヤルを回して変更できます。
絞り優先モード(Av)を選択した場合はF値を2.8~16まで変更できます。
F値の数字が小さいほどぼかしが強くなります。
ぼかしを強くした時の写真がこちら
タイのアユタヤで撮影したものです。レンガにピントを当てて、背景をぼかして撮影してみました。
こちらの写真はPIXTAで販売しています。
マクロ撮影の発展ワザ
マクロ撮影をしていると、小さな被写体にピントが合わせにくいことがあります。
例えば、小さな植物など。
「GRⅡ良くないな・・・」と思う前に、この方法を試してみてください。
やることはこれだけ
撮影したい対象(小さい植物など)の横に自分の手を近づけます。
GRⅡで自分の手にピントを合わせます。
手にピントが合った後、自分の手を引っ込めます。
あとは、対象を撮影するだけです。
この方法を使うと、簡単にピントを合わせることができます。
あとがき
今回は、リコーGRⅡでマクロ撮影をする方法を紹介しました。
GRⅡを使えば旅行などで風景の写真だけでなく、近づいて撮影する場面でも大活躍します。
今では後継機種のGRⅢも登場しているので、GRⅡがお得に入手できます。
GRⅡは、発売したときの値段からおよそ4割引きで買えてしまいます。
お得にGRⅡを入手するもよし、最新版のGRⅢを買うもよしと選択肢があります。
GRはとてもコンパクトなので、旅行でも大活躍です。
旅行できれいな写真を撮りたいと考えている方、カメラ選びの候補にしてみてはいかがでしょうか。
GRⅡはこちら
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