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ニコンのRAW現像ソフト「Capture NX-D」のホワイトバランスを紹介します。

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ニコンのRAW現像ソフト「Capture NX-D」

無料で使えるのに、いろいろ編集ができるのでRAW現像を始めるにはオススメです。

 

いろいろな編集ができるので「何をすればいいか分からない・・」と思ってしまうことも。

 

今回は、「Capture NX-D」のホワイトバランスを紹介したいと思います。

 

 

「Capture NX-Dって何?」という方は、こちらの記事で紹介しています。

keatn.hatenablog.jp

 

 

 

 

ホワイトバランス

ホワイトバランスは、「様々な撮影シーンで、白を白く見せる」ためのものです。

 

本来の目的の通り使っても良いですが、あえてホワイトバランスをズラすと、写真の表現の幅が広がります。

 

JPEGで撮影した場合は、その場その場で最適なホワイトバランスを見つけていかないといけません。

とっさの判断でホワイトバランスを使い分けられるのは素晴らしい技術だと思いますが、後で「別のホワイトバランスの方が良かったかな・・」と思うこともあります。

 

RAWファイルなら、そんな難しいホワイトバランスの選択を撮影後にゆっくり決めることができます。

 

後でホワイトバランスを決められると思うと「とりあえずシャッターチャンスを逃さない」ということに専念出来て、良い写真が増えると思います。

 

 

Capture NX-Dのホワイトバランス

Capture NX-Dのホワイトバランスの種類はなんと全21種類!

種類が多いので、いろいろ試すことができます。

 

ホワイトバランス

電球 晴天 晴天日陰 曇天 蛍光灯(3000K) 蛍光灯(3700K) 蛍光灯(4200K)  蛍光灯(5000K)  蛍光灯(6500K)  蛍光灯(7200K)  高演色蛍光灯(3000K)   高演色蛍光灯(3700K)   高演色蛍光灯(4200K)   高演色蛍光灯(5000K)   高演色蛍光灯(6500K)   フラッシュ FL-G1 FL-G2 TN-A1 TN-A2 ナトリウム灯混合光

 

 

・・多すぎて分からないと思います。

 

作例

名前だけでは分かりにくいので、作例を紹介します。

 

編集前の写真がこちら

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電球

青くなります。

使い方によっては、良いのかもしれません。

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晴天

編集前の写真が「ホワイトバランスがオート」だったので、同じ設定になったのかもしれません。なので、ほぼ変化なしでした。

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晴天日陰

若干赤みが出ました。

使う場面によっては、あたたか味のある写真になりそうです。

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曇天

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蛍光灯(3000K)

ホワイトバランス「電球」よりも青くなりました。

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蛍光灯(3700K)

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蛍光灯(4200K)

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蛍光灯(5000K)

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蛍光灯(6500K)

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蛍光灯(7200K)

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高演色蛍光灯(3000K)

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高演色蛍光灯(3700K)

青空の写真だと、ちょうどいい色合いになりました。

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高演色蛍光灯(4200K)

青空の写真だとこちらのホワイトバランスでもよさそうです。

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高演色蛍光灯(5000K)

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高演色蛍光灯(6500K)

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フラッシュ

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FL-G1

紫っぽい感じです。

他のホワイトバランスとは違った色合いになります。

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FL-G2

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TN-A1

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TN-A2

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ナトリウム灯混合光

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これで全部です。

・・・たくさんあります。

 

 

ホワイトバランスの調節方法

Capture NX-Dの画面の右側(赤枠でくくったところ)にあります。

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赤枠部分を拡大した画像がこちら

さらに赤枠でくくったところをクリックすると、ホワイトバランスの調整ができます。

やり方はかんたん。

 

一覧から好きなホワイトバランスを選ぶだけです。

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ホワイトバランスは、本当に21種類だけ?

「ホワイトバランスが21種類と、たくさんあるのはありがたいけど・・もっと細かく調節したい」という方もいらっしゃるかもしれません。

 

実は、ホワイトバランスは「一覧から選ぶ以外の方法」もあります。

 

それが「色温度」と「色味」の調整。

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ホワイトバランスの下にあるので、見つけやすいです。

 

 

色温度」と「色味」のつまみを動かすと、細かなホワイトバランスと色味を調整できるようになります。

組み合わせは数えきれない程あるので、先ほど紹介した「ホワイトバランスリスト」の中に使いたいものが無い場合はオススメです。

 

 

記事のトップ写真の設定

最後にブログ記事のトップ写真に使っている設定を紹介します。

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今回紹介した「ホワイトバランス」の他に少しだけ設定を加えました。

 

といっても、これだけ。

  • 明るさを少しだけ上げた(+1)
  • ホワイトバランス:高演色蛍光灯(4200K)
  • ピクチャーコントロールビビット

その他の設定は何も操作していません。

 

これだけでも、なかなかいい写真になるのは便利だと思います。

 

あとがき

今回は、ニコンのRAW現像ソフト「Capture NX-D」のホワイトバランスを紹介しました。

この機能を使えば、撮影した後にゆっくりホワイトバランスを選べます。

 

撮影した時しかできない「シャッターチャンス」に集中できるので、良い写真が増えると思います。

 

しかも、「Capture NX-D」は無料で使えるのが良いところです。

「ちょっとRAW現像をやってみようかな・・」と思った時が試し時です。

 

使ってみると、便利に感じることが多いので手放せなくなると思います。

 

気になって方は試してみてはいかがでしょうか。