仕事や勉強で使うことの多い「Excel」
データ集計はもちろん、ちょっとしたメモにも最適な機能は便利そのものです。
そんなExcelですが、ペンタブを使うとさらに快適になります。
今回は、ペンタブ×Excelの便利技を紹介したいと思います。
ペンタブでExcel上で文字が書ける
ペンタブを使うとExcel上で手書きの文字が書けるようになります。
「手書きの文字って必要?」
「いつもの文字入力で十分では?」
と思うかもしれません。
じつは、実際に使ってみると意外と便利な機能でした。
セルに文字を入力すれば十分では?
「ペンタブを使えば、Excel上で手書きの文字が書ける・・・」
「文字入力をすれば、手書きの文字をあえてつける必要はないのでは・・・」
「コメント機能があれば、手書きのメモは必要ない・・・?」
など、感じるかもしれません。
手書きメモの魅力
手書きメモの魅力は、なんといっても「その見やすさ」です。
入力した文字は、形もきれいで、サイズも整っています。
その中に手書きの文字が入る余地はなさそうというのが、正直なところ・・・。
ですが、「入力した文字」と「手書きの文字」を使い分けをすると、とてもに便利になります。
普段は入力した文字
普段の入力は、手書きでないもので十分です。
入力した文字がきれいに並ぶだけでなく、大きさも均一になります。
ちょっとしたメモは手書き
ちょっとしたメモを書く時は「手書き」がオススメです。
一番の理由は「見やすいから」です。
綺麗に並んだ「入力した文字」は、ちょっとしたメモに使うと意外と見づらいです。
理由は、パッと見「どれがメモなのか分かりにくい」から。
これを解決するには、Excelシート上に手書きで文字を書いてしまうこと。
手書きの文字は、入力した文字と明らかに違う。
文字の形が明らかに違うので、コメントということがすぐに分かります。
イメージとしては「レジュメの横に手書きでメモを記入したような感じ」に仕上がります。
Excel上で手書きの文字を書く方法
やることは2ステップです。
- ペンタブをパソコンにつなぐ
- エクセルシート上でペンタブで文字を書く
・・・これだけ。
とても簡単なので、機械はちょっとニガテ・・・という方も安心して設置できます。
ペンタブをパソコンにつなぐ
まずやることは「ペンタブをパソコンにつなぐ」です。
つなぎ方はかんたん。
USBケーブルでパソコンとペンタブをつなぐだけ。
これだけで準備が完了します。
エクセルシート上でペンタブで文字を書く
ペンタブとパソコンをつないだ次は「エクセルシート上で文字を書く」です。
ペンタブは難しい設定もなく、パソコンと接続したらすぐに操作できるようになります。
なので、Excelを起動したら、手書き文字を書きたいところで「ペンタブで文字を書くだけ」です。
すると、Excel上で自分の文字が書けるようになります。
図形も簡単に書ける
Excelで図形を挿入できます。
よく使う図形がある中で、「矢印」も結構使います。
「矢印」は便利ですが、使う頻度が多いです。
たくさんの「矢印」を挿入すると結構面倒。
しかも、指し示したいところにピンポイントで設置できず、モヤモヤしてしまうこともあります。
「・・・手書きで出来たら、いいんだけどな~」
そう思っていましたが、ペンタブを使うと手書きの矢印ができてしまいます。
【応用】Excelの手書きメモ帳術
手書きの文字や図形が書けることを紹介しましたが、応用ワザもあります。
それが「メモ帳として活用」する方法です。
Excellのシートを開くと、下にスクロールできます。
スクロールと手書きメモを組み合わせると「メモ帳」の完成です。
- 話を聞く・本を読むなど情報を取得する。
- 気になったことをどんどんExcelシート上に手書きでメモしていく
- 書く場所が無くなったら、下にスクロールしていく
- 書き終わったら、シートに名前を付ければおしまい
話を聞く・本を読むなど情報を取得する。
何かいい情報を得た時にメモを取りたい時ってありますよね。
紙のメモ帳や紙切れにサッと書けるのはいいけれど・・・「書いた紙がどこかに行ってしまった・・・」なんてことも。
こんな時にパソコン上に手書きのメモを残せるのは結構便利です。
気になったことをどんどんExcelシート上に手書きでメモしていく
やり方はかんたん。
手帳に書くように、Excelシート上で気になったことをどんどん書いていくだけです。
始めは慣れないかもしれませんが、使っていると便利さに気が付くと思います。
ちなみに、書き間違いをした時、【Ctrl】+【Z】を押せば修正ができます。
「ノートに書いていて間違えた時の修正テープ」よりもお手軽です。
書く場所が無くなったら、下にスクロールしていく
Excelシート上で手書き文字を書いていると「書く場所が無くなってしまった・・」という心配もありません。
書く場所が無くなったと思ったら、画面をスクロールすれば書き込むスペースがどんどん出てきます。
イメージとしては「縦の巻き物」のような感じ。
書いて、画面をスクロール、書いて、画面をスクロール・・・を繰り返していけば、スペースに困ることがありません。
書き終わったら、シートに名前を付ければおしまい
手書きメモの記録が終わったら・・・シートに名前を付けます。
シートに名前を付ければ、後で何について書いたものかすぐに分かります。
例えば・・・
Excelブックに大分類(勉強でいうと科目※英語など)
ブックを開いた中のシートに小分類(勉強でいうと単元※英語だと・・現在形、進行形などをシートごとに分類)
このようにすれば、どこにメモをしたか忘れてしまった・・・ということを避けられます。
あとで見直す時も結構便利です。
どのペンタブがいいの?
ペンタブのちょっと便利な使い方を紹介したところで、こんな疑問があると思います。
それが「結局、どのペンタブがいいの?」ということ。
Amazonなどでペンタブを検索するとたくさんの機種が見つかります。
「高い方がよさそうだけど、そこまで高機能なものは要らない」
「できるだけ出費が抑えたいけど、使い物にならないのは避けたい」
実物がさわれないネットショッピングならではの心配事です。
しっかりイラストを描くには十分か分かりませんが・・・文字を書くにはコレで十分だと思います。
XP-PENのこちらの機種を買いましたが、とても良かったです。
値段が抑えられているものの、性能は十分です、
※楽天市場で買うならこちらのお店がお得かもしれません。
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筆圧感知ができるので、細く書きたい時は「弱く」太く書きたい時は「強く」書けば自由に文字の形を調整できます。
一定の太さだと、せっかくの手書き感が損なわれてしまいますが、こちらのペンタブだと手書き感がしっかり出ます。
あとがき
今回は、ペンタブ×Excelで手書きメモを作る方法を紹介しました。
実際に使ってみると、結構便利なワザです。
パソコン入力とペンタブ手書きを組み合わせると「かゆいところに手が届く」ようになります。
また、エクセルシートと手書きを組み合わせると、管理も簡単なメモ帳が完成します。
ペンタブは値段もそこまで高くないので、試しやすいのもポイント
気になった方は試してみてはいかがでしょうか。