本を読むといろいろな知識が身に着きます。
知識だけでなく、自分が体験したことのないことを疑似体験できるので、楽しいと思う方も多いかもしれません。
そんな素晴らしい読書ですが、苦手な人もいると思います。
今回は、読書が苦手な人のための読書術を紹介したいと思います。
この記事はこちらの方に役立つと思います。
- 読書が嫌い・苦手な方
- 読書は好きだけど・・読書の時間が取れない方
- 効率的に読書がしたい方
読書嫌いについて
読書嫌いの方のすべてに当てはまるわけではないですが、読書を分解するとこんな感じだと思います。
- 読書・・・手段
- 知識を得る・・目的
「読書はあくまで手段に過ぎない」とした場合ですが・・・
知識を得ることが嫌でなければ、読書という手段を失くせば達成できそうです。
本を読まないで本を読む方法
意味が分からないタイトルですが・・つまり「本を読まないで、本を読んだ場合の知識や疑似体験ができればいい」という方法についてです。
難しそうですが、「オーディオブック」を利用すると簡単に解決できてしまいます。
やり方
やり方はかんたん
- オーディオブックサービスに登録
- 聞き放題プラン、買い切りを選択
- ひたすら聞く
これだけです。
オーディオブックサービスに登録
「オーディオブックはどこが良いの?」と思う方のために、サービスを紹介します。
といっても、サービスは2つだけです。
- audiobook.jp
- Audible(オーディブル)
※Audible(オーディブル)は、利用したことが無いので、audiobook.jpをメインに紹介していきます。
audiobook.jp
一つ目は、audiobook.jpというサービスです。
下のボタンをクリックすると公式ページが開きます。
見た方がはやいですが・・・パッと見た感じは「本屋さんのページ」のような感じです。
よく見ると、本のカバー画像・タイトル・作者の他に、マイクの絵が描いてあります。
実は、本の内容を録音してくれています。
なので、本を買った時は、音楽ファイルがダウンロードできるようになります。
音楽ファイルということは、スマートフォンや音楽プレーヤー、パソコンに入れて聞けるということ。
目を閉じていても本が読めてしまいます。
登録方法
登録方法はとてもかんたん
- 無料会員登録をする
- ログインをする
- 欲しい本を買う
- 本のデータ(音楽ファイル)をダウンロード
- 聴く
かんたんに紹介します。
無料会員登録をする。
無料会員登録は公式ページに移動して行います。
ただ、「いきなり登録」は心配だと思うので、公式ページにある「はじめてガイド」を見てみると概要がつかめると思います。
ログイン
会員登録で入力した情報でログインできるようになります。
- メールアドレス
- パスワード
だけ必要なので、メモを取っておくとスムーズかもしれません。
欲しい本を買う
本を検索して、欲しい本を買うだけです。
「データを買う」というのは、ちょっと妙な感じがしますが、慣れてしまうと気にならなくなると思います。
ちなみに・・
一冊ずつ購入することも出来ますが、audiobook.jpでは「読み放題プラン」もあります。
月額750円で対象の本が読み放題になるというもの。
1カ月に1冊だけ、聴いても元が取れそうなくらいお得なプランです。
「これを機にガッツり聴く!!」と決めると、かなりお得だと思います。
本のデータをダウンロード
購入した場合ですが、本のデータ(音楽ファイル)をダウンロードできるようになります。
一度パソコンにダウンロードして、スマートフォンに転送して聴く
アプリを使って、スマートフォンで直接聴く
という選択があるので、使用環境に合わせて使い分けられるのが便利です。
ちなみに、本を買った場合について紹介すると・・・
audiobook.jpにログインすれば、以前購入した本をいつでもダウンロードできます。
なので、「聞き終わったから、いったん削除」しても全く問題なしです。
また聞きたくなったらダウンロードできるのも魅力的です。
Audible(オーディブル)
2つ目は、Audible(オーディブル)です。
Amazonがやっているサービスです。
読み放題プランと単品購入(1冊ずつ買う)方法があるようですが、単品購入だと割高な気がします。
なので、利用する場合は、読み放題プランの方がいいかもしれません。
どっちが良いの
audiobook.jpとオーディブルのどっちがいいか、については人それぞれだと思います。
なので、一番いいのがどちらも利用してしまうということ。
実はどちらも30日間無料体験ができます。
オススメの方法は、「どちらかのサービスを30日無料体験」して解約「もう片方のサービスを30日無料体験」する。
気に入った方の登録をする。
これだと、一番納得した形で利用できます。
しかも、実質2カ月無料で本が読めるので、お財布にも優しいです。
使い方
本を聴くヒマが無いという方も、よく考えると意外と時間があります。
例えば・・
- 通勤電車などの移動時間
- 窓口手続きの待ち時間(ちょっとした合間)
- ウォーキングをするとき(周囲の音に注意する必要がありますが・・)
- 入浴中
- 家でリラックスする時
などを活用すると、かなりの時間本を聴く時間ができます。
通勤電車などの移動時間
電車に関していうと、満員電車でも、イヤホンで音楽を聴くように本が聴けます。
本を広げるスペースすら無い、という時も自分だけチャッカリ知識の吸収ができてしまいます。
加えて、帰りの電車で疲れている時には、目を閉じながら本を聴けるので、疲れの解消にも役立ちます。
窓口手続きの待ち時間(ちょっとした合間)
何かの手続きで待っている時なども、本が聴けます。
呼ばれた時に気が付けるようにする必要はありますが、スマートフォンに音声を入れておけば、かんたんに聴くことができます。
ウォーキングなどの時も、本を聴くことができます。
入浴中
風呂に入っている時も、本が聴けます。
「スマートフォンを入れると水没が心配・・」という方に便利な道具があります。
どれが、Bluetoothスピーカー。
オススメはこちらです。
これを使えば、入浴中も本が聴けます。
本だけでなく、音楽も聴けるので入浴中の楽しみが増えると思います。
家でリラックスしている時に本を聴くのもいいかもしれません。
何となく見てしまう、インターネットやテレビは結構目を使います。
普段から、パソコンやスマートフォンで目を酷使している方は、オーディオブックを使うことで、目を休めることができるかもしれません。
オーディオブックでオススメの本
普段オーディオブックを使っている方法ですが、オーディオブックはこんな本を選んでいます。
- 分量(ページ数)が多い本
- 難しい本
分量(ページ数)が多い本
紙の本を買うとどうしても読むのが面倒になってしまう本は、オーディオブックにしてしまうのがオススメです。
理由はかんたん、重い本を持ち歩かなくてよくなるので。
複数冊分の音声を持っていても重さが変わらないので、オススメです。
難しい本
難しい本といっても、人によって違うと思いますが・・例えばこんな本です。
- 専門書
- 初めて読むジャンルの本
- 古典
難しい本を読んでいると、だんだん疲れてきて・・・同じ行を何度も読んだり、前のページに戻ったりと、なかなか進みません。
そんな時は、オーディオブックの出番です。
オーディオブックなら、本を読み上げてくれるので、人の話を聞くように本が読めます。
また、読むスピードが落ちないので、スムーズに進めることができます。
良かった本
聴いてよかった本を少し紹介します。
モモ
かなり昔に発売された児童文学だそうですが、内容はかなり深いと思います。
数年前に本の存在を知って、オーディオブックで聴いてみました。
一度も読んだことがない方も、昔に読んだことがある方もオススメです。
『モモ』(Momo)は、ドイツの作家ミヒャエル・エンデによる児童文学作品。1973年刊。1974年にドイツ児童文学賞を受賞した。各国で翻訳されている。特に日本では根強い人気があり、日本での発行部数は本国ドイツに次ぐ。 Wikipediaより引用
本で読むと・・・全409ページ。
・・・長いので、オーディオブックでササッと聞いてしまうのがいいと思います。
ちなみに、audiobook.jp版についていうと、アンパンマンのバタコさん役をしている、佐久間レイさんが録音しています。
登場人物の声ごとに違った声なので、「声優ってやっぱりすごい・・」と驚かされます。
サピエンス全史
ベストセラーになったので、書店で見かけた方は多いと思います。
ただ、恐ろしく長い。
上が300ページ、下が298ページなので合計で「598ページ」
あまり読まないジャンルの本だったので、オーディオブックで読んでみました。
今まで知らなかったことだらけで、とても楽しめました。
コーヒーが冷めないうちに
分量が多かったり、難しい本を紹介しましたが、読みやすい小説もオーディオブックで聴くことができてしまいます。
例えばこちら
そんなに興味がない本だったとしても、オーディオブックなら、ちょっとした時間で聴くことができます。
流行っている本について知っているのもお得かもしれません。
感想は人それぞれだと思いますが、こちらのオーディオブックは多数の声優の方々が登場します。
ドラマを聞いているかのような感じなので、ちょっと新鮮です。
あると便利なもの
オーディオブックとの組み合わせであると便利なものを紹介します。
といっても、ヘッドホンとスピーカーです。
ヘッドホンで聞くなら
ソニーのヘッドホンがオススメです。
音が良いのはもちろんですが、ノイズキャンセリング機能付きなので、音量が低くても音楽が聴けます。
結果、疲れも軽減できるような気がしています。
スピーカーで聴くなら
スマートフォンとBluetooth接続ができるので、簡単に聴けます。しかも音がなかなか良い。
電池の持ちも良くて、防水なので入浴中も活躍します。
あとがき
今回は、読書嫌いのための読書術を紹介しました。
読書の目的を達成する方法に焦点を当てれば、「オーディオブック」という選択が見えてきます。
本を読まずに、本を読む(内容を吸収する)。
気になった方は、試してみてはいかがでしょうか。