リコーGR2のエフェクトを紹介します。写真の雰囲気をガラッと変えるのにオススメ。
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投稿日:2020年3月21日 更新日:2020年9月10日
最強のスナップシューターと呼ばれる、リコーGRⅡ
サイズがかなりコンパクトなので、ちょっとしたお出かけから海外旅行まで持ち運べます。さらに、起動がとても速いのでシャッターチャンスを逃しません。
そんなGR2ですが、実は、エフェクト機能がとても便利です。
エフェクト機能を使うと普段の何気ない写真がガラッと変わります。
WiFi接続機能を使えば、パソコンを使うことなく、GRⅡで撮影した写真をスマホに転送することも出来ます。スマホに転送できるので、SNSに写真をアップする時にも活躍しそうです。
今回は、GRⅡのエフェクト機能を紹介したいと思います。
GRⅡってそもそもなに?という方は公式ページや紹介記事をチェックしてみてください。
公式ページはこちら。
GRⅡ紹介記事はこちら。
エフェクトで出来ること
GRⅡは、そのまま撮ってもきれいな写真が撮れます。撮影の時にホワイトバランスを調整すると写真の雰囲気を変えることができます。
ですが、写真の雰囲気をさらにガラッと変えたい時には「エフェクト」が便利です。
撮影シーンごとに上手に使えば、同じ場所で撮影したとは思えないほどの写真を撮ることができるようになります。
写真の雰囲気をガラッと変えられる。
エフェクトは17種類ある。
エフェクトは全部で17種類あります。
たくさんあるのに一つ一つが個性的です。
「この景色ではどのエフェクトがいいだろう」など、考えると撮影も楽しくなります。
エフェクト全種類紹介
それでは、GRⅡのエフェクトを全種類紹介したいと思います。
同じ場所の写真を撮りました。
設定は、絞り優先モード(Av)のF値は2.8
ホワイトバランスはオートにしています。
白黒
1つ目のエフェクトは「白黒」です。
その名の通り、白黒写真になります。
風景や人物を白黒で写すと、何とも言えない味わいになります。
白黒(TE)
白黒に色が付いたものです。印象としてはセピア色に近いような気がします。
この色合いで写真を撮るのも味が出ると思います。
ハイコントラスト白黒
ハイコントラスト白黒は、白黒のエフェクトよりもコントラストが強調された写真が撮れます。
都会の街並みやメタリックなものを撮る時にこのエフェクトを使うと、ガラッと印象を変えることができます。
ちなみに、身近なものでいうと、横断歩道を撮影するときに使うと面白い写真が撮れます。
クロスプロセス
クロスプロセスは、実際の色とは異なる色合いの写真が撮れます。
このエフェクトを使うと風景や人物などを幻想的に写すことができます。
ポジフィルム調
ポジフィルムは、ポジフィルムで撮影したような彩度の高い写真が撮れるエフェクトです。
鮮やかな写真を撮る時に良いかもしれません。
ポジフィルム調の設定を細かくいじると、レトロっぽい写真を撮ることも出来ます。
ブリーチバイパス
ブリーチバイパスは、彩度を低くし、コントラストを高めにした写真が撮れます。
レトロ
レトロは、名前の通り古い写真のような写真を撮ることができます。
旅先の風景や小物を撮る時に使うと、遊び心のある写真を撮れます。
ミニチュアライズ
ミニチュアライズは、風景をミニチュア風に撮影するエフェクトです。
高いところから見下ろした街並みを撮影するときにこのエフェクトを使うと、ミニチュア写真のようになります。
その他でも様々な場面で使うと一味違った写真を撮ることができます。
シフトクロップ
シクロクロップは、全くと言っていいほど使ったことのないエフェクトで正直あまり分かりません。なので、GRⅡのマニュアルの説明を引用します。
GRⅡのマニュアルによると・・・”縦位置画面の上側または下側の1:1の範囲を切り出して記録”するエフェクトとのことです。
どんな場面で使うかまだよくわかっていませんので、活用できる場面が分かったら、紹介したいと思います。
ハイキー
ハイキーは、その名の通り、明るい雰囲気の写真が撮れるエフェクトです。
この写真だとハイキーの良さを出せていませんが、使う場面によっては、良い写真が撮れます。
HDR調
今までと全く違った感じの写真です。
HDR調は、コントラストを強調して絵画的な印象の写真が撮れるエフェクトです。
このエフェクトもほとんど使ったことがありませんが、絵画風写真を撮りたいときにはいいかもしれません。
明瞭コントロール
明瞭コントロールもほとんど使わないエフェクトです。
GRⅡのマニュアルによると、”被写体の凹凸感や質感を調整して撮影”するエフェクトだそうです。
光沢コントロール
光沢コントロールは、光沢を調整した写真が撮れるエフェクトです。
かすか
かすか、名前の通り、写真の色をかすかに残すエフェクトです。
雅(MIYABI)
雅(MIYABI)は、鮮やかな写真が撮れます。
GRⅡのマニュアルでは、”古風で鮮やかな色合いで撮影”とあるように、ただ鮮やかなだけでなく、古風な感じ?です
鮮やか
鮮やかは、名前の通り鮮やかな写真が撮れます。
やや彩度が強くなるので、青空を撮影する時にオススメです。
人物
最後のエフェクト、人物は、人物の肌色に最適な色合いで写真が撮れるエフェクトです。
その名の通り人物の写真を撮る時に良いのかもしれません。
今回はネコの写真なので、このエフェクトの特徴は活かされていないかもしれません・・・。
エフェクトをさらに楽しむために
全17種類あるエフェクトですが、さらに楽しむ方法があります。
それが「エフェクト × ホワイトバランス」の組み合わせです。
エフェクトとホワイトバランスの組み合わせをいろいろ変えていくと、エフェクトの効果をさらに高めることができます。
好みの色合いを見つけるのはちょっと大変ですが、意外と楽しいです。
エフェクト×ホワイトバランスの組み合わせがオススメ
川の風景も幻想的に写すことができます。
エフェクトの設定方法
エフェクトの設定方法は2つあります。
- 簡単な方法
- ちょっと面倒な方法
簡単な方法
こちらの方法がオススメです。
やることは、GR2本体の左側にあるボタンを押すだけです。
【EFFECT]】ボタンを押したら、画面にエフェクト一覧が出てきます。
あとは、変更したいエフェクトを選ぶだけです。
ちょっと面倒な方法
簡単な方法より手順が少し多いので、オススメはしませんが紹介します。
メニュー画面を開いて
・左側の【カメラの絵】(撮影設定)
・【エフェクト】を選択します。
選択した後は、画面に表示された【エフェクト一覧】から変更したいエフェクトを選ぶだけです。
応用ワザ
実は、GR2には3種類のエフェクトで同時に撮影する機能があります。
エフェクトも好きなものを決められるので便利。(1枚目はエフェクトなしで固定なので、2、3枚目が選択可能)
やり方はこちら
メニュー画面を開いて
【撮影設定】 → 【オートブランケット】を選択
オートブランケットの選択画面で【Effect-BKT】を選択
【Effect-BKT】の設定画面では3つのエフェクトを選択できます。
【1枚目】エフェクトブランケット・・エフェクトなし
【2枚目】好きなエフェクト
【3枚目】好きなエフェクト
例として、【エフェクトなし」【ハイコントラスト】【クロスプロセス】の3種類を設定してみました。
エフェクトなし
ハイコントラスト
クロスプロセス
同じ写真で3種類のエフェクトのものが同時に撮れるので、便利です。
オートブランケットの設定一覧
エフェクトとは関係ないですが、オートブランケットで他に設定できるものはこちら
【AE-BKT 1/3EV】
露出の違う写真を同時に撮れます。露出の数字は0.3刻み
【AE-BKT 1/2EV】
露出の違う写真を同時に撮れます。露出の数字は0.5刻み
【WE-BKT】
設定しているホワイトバランス値に対して【赤みがかった写真】【今の設定】【青みがかった写真】の3種類の写真を撮れます。
【WB-BKTプリセット】
ホワイトバランスの違う写真を3種類撮影できます。(1枚目はAUTOで固定なので、2,3枚目は好きなホワイトバランスに設定できます)
【Effect-BKT】
先ほど紹介したもの。エフェクトの違い写真を同時に3種類撮影できるものです。
【DR-BKT】
ダイナミックレンジ補正の【OFF】【弱】【強】の3種類同時に撮影できるものです。
【CONTRAST-BKT】
コントラストを変化させた写真を3枚同時に撮影できるものです。(1枚目は±0で固定なので、2、3枚目を変更できます。変更値は-4~+4まで)
カメラの上達のために
GRⅡのエフェクトとは関係ないですが、カメラ上達のために良い教材が無いか探していたところ、面白そうなサービスがあったので紹介します。
それはUdemyです。
Udemyでは、幅広いジャンルのオンライン講座があるので、何かを始めたいときに便利です。
さらに、各講座は「その道のプロ」が教えてくれるので、上達も速いように感じます。
以前、Photoshop、HTML、CSSの講座を受けてみたのですが、知識ゼロの状態から、使えるくらいのレベルになりました。
そんなUdemyですが、カメラ講座もあることが分かりました。
たくさん講座があるので、どれを受けようか考え中ですが、受講をしたら感想を紹介したいと思っています。
→講座を受講したので、記事を作りました。
あとがき
今回は、リコーGRⅡのエフェクトの紹介をしました。
シャッターを押すだけでも、面白い写真が撮れるGRⅡですが、エフェクトを使うと写真の雰囲気をガラッと変えることができます。
エフェクトを上手に使うと、同じ場所とは思えないくらいの独創的な写真を撮ることも出来ます。
エフェクト機能を使って雰囲気をガラッと変えてみたい方、いつもの写真の色合いに飽きてきた方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。